2009年10月27日火曜日

試作~冬用ルームシューズとベビーシューズ~

工房の看板を作ってくれているMくんとのぶつぶつ交換、冬用ルームシューズの試作。
う~ん、かわいいかも。
こちらはベビーシューズの試作。
子供の靴って難しい。子供に戻って子供の気持ちを知りたい。何度も何度も作り直してます。これもまだ未完成の形。がんばれ、私。


ワークショップ~ルームシューズ~


先日叔父さんの誕生日プレゼントに名刺入れを作りにきてくれたRちゃん。
今回は叔母さんのためにルームシューズ作りに来てくれました♪

1日では終わらなかったけど、無事に完成!!なんともきれいなお仕事っぷり。私は楽させてもらいました笑

Rちゃん、ありがとう!また遊びにきてね。

マイ小麦プロジェクト~種まき~

農のある暮らしへの第一歩。
京都の静原の畑にて行われるマイ小麦プロジェクトに参加しました。最初の月となる10月の作業は種まき。
種まきか~とたかをくくってましたが、石拾いから始まり、畑のでこぼこをならし、筋蒔きのための筋引きに種まき、土をかぶせる・・・思った以上の重労働にひーひーな私。運動不足が身にしみます。とほほ。
子供からわんちゃんまで、みんなでせっせと種まき、種まき。


これは小麦の種。触ってみると、さらさらでとても気持ちがいい。なんとも心が安らぎます。

種まき作業後の畑。みんなでがんばりました!
農業は楽ではないけど、心も身体も本当にすっきり。満たされます。自然のパワーははかりしれないですね。土から、小麦から、栄養をたくさん貰った一日でした。 感謝。
来月は麦農家、滋賀大地堂さんへの農場訪問勉強会。おいしい小麦の収穫目指してがんばるぞ~


2009年10月2日金曜日

自然農と革小物のプチワークショップ

先日、大阪の柏原にある友達の自然農の畑に行ってきました。
行くなら、「鎌」があると楽しいよ~というわけで、近所の金物屋さんにて鎌を購入。
で、鎌ケースを作ってみました↓。だから、鎌の写真笑↑

『最高級特選鎌』ー使って喜ばれるー  このパッケージ、すごい!
確かによく切れました。切れ味抜群。
そうそう、使おうと手にしてふと気付く。。。左利きの私、刃が逆になってしまうのです。
でも、そこは初めて手にする道具。最初に右で持てばきっと使える~の精神で使ってみたところ、案外いけました。大丈夫です。
後で聞いたところ、左利き用もあるし、両刃の鎌もあるそうです。
靴を創る時にもたくさんの道具を使いますが、道具の無駄のない機能性・デザインに惚れ惚れします。
普段触れることのない草や土、飛び交うちょうちょや虫達に大はしゃぎの私。
草刈、種まき、収穫などをやらせてもらい、おすそ分けまでいただきました。Yちゃん、Uっち、ありがとう~!
そこの畑は自然農です。田んぼもあり、陸農という方法でお米も作っていました。
雑草は抜くのではなく刈りとり、そしてまた肥料として土の上にかぶせていく。手を加えるのではなく、極力手を加えず、自然の循環にそって作物が育つのに少しばかり手をかすといった形で、肥料はやりません。
私の将来の夢の一つに、自給自足があります。
この自然農の農法でやっていきたいと考えていて、近々自分達で畑を借り、少しづつ夢に近づけていこうと思います。

ところかわり、月もかわり。
10月1日が誕生日だというRちゃん。
なぜか自分の誕生日に、おじさんの誕生日プレゼントを作りに工房へやってきました。
聞けば、おじさんの誕生日は明後日だとか。十五夜の日ですね~。
出来上がったのは、名刺入れ。
入れる口のカーブがなんともかわいい~。
ちょい悪オヤジ?な、渋いながらもポップな名刺入れができました。素敵♪
裏にもポケット付いてます。完成品とRちゃん。
日が沈むまで、よく頑張りました。パチパチパチパチ・・・☆
おじさん、きっと喜んでくれますね。
頼りない先生でごめんなさい。反省点がたくさん。。でも、私も凄く勉強になりました。
Rちゃん、また作りにきてね。 ありがとう。

今回は小物作りではありましたが、初めて教える立場になりました。
学びが多く、そして、来てくれたRちゃんが喜んでくれたこともですが、自分の中にも大きな喜びと充実感がありました。
工房をもった当初、教えることはあまり考えていなかったのですが、こうして教える機会を頂き、実際やってみると、自分一人でなく誰かと共に創り上げていくという行為に、これからの私の靴創りに必要な、大切な何かが隠されていると感じました。
オーダーで受けて創る靴も同じで、私が一人で創るのではなく、お客さんと共に創りあげていくもの。
私は大事な大事な大切なことを、忘れかけていました。
本当に大きな気付きがありました。
有り難いことに、靴を創ってみたい!と言ってくれている友達がいます。まずはその友達に教えることから始めていき、徐々にワークショップの場として自分の工房を変化させていければと思いました。

焦らず、じっくり。 あきらめない。
自分が‘靴創りで大切にしているもの’ 見失うことなく、一歩一歩あゆんでいこうと想います。